『郵便でーす。』

鈴木隊員は1つの封筒を受け取った。差出人は不明。

鈴木「なにこれ、差出人不明だよ…。」

立川「ウフフ」

関口「とにかく開けてみようか。」

鈴木隊員は封筒を開けた。

「つ、ついに来たか‼もぐもぐ探検隊の隊長からの依頼状だ！」

こうして関口、鈴木、立川の隊員3人はさっそく国分寺へ美味しいお店を求めお散歩へ出かけた。

お散歩していると気になるお店が一軒。

そこは、国分寺駅から約徒歩7分。

少し入り組んだ道を抜けたところにあった。

お店の名前が書かれた提灯が目印の外観。

入り口付近には、うどん屋さんには珍しい様々な種類の日本酒の空き瓶が並べられている。

店内に入るとモノトーン調で、海の写真などが壁に飾られており、とても落ち着いた雰囲気。

さっそくメニューを開いてみる。

王道のキツネうどんや他のうどん屋さんではあまり見受けられない豆乳を使ったうどんなどがあり、どれもとても美味しそう。

全て税込み価格というのもわかりやすい。

また、店内にはこだわりの日本酒の数々…。

鈴木「お！日本酒だ‼とりあえずこれを、、、」

関口「お前まだ未成年だろ！」

立川「ウフフ」

鈴木「さて、仕切り直して…何食べようかな〜」

関口「おいおい‼これ本当かよ‼」

興奮しながら関口隊員が指差す方向を見ると、なんと「大盛り無料」の文字が！

鈴木「これは学生には助かるね！じゃあ、僕は、海老と揚げもちのおろしぶっかけうどん並盛りで！」

関口「大盛りじゃないんかーーーーい笑 じゃあ僕はとろ玉ぶっかけうどん並盛りで！」

鈴木「いや、おまえもかーーーーーい笑笑」

各々、気になるものを注文。

料理が届いた瞬間、あまりにも美味しそうな見た目にたえかねた関口隊員は、箸を取り、うどんを食べようとする。

立川「こら、ちゃんといただきますって言ってからだよ！」

関口「ごめん、ごめん。それでは…いただきます‼」

うどんをすする音が店内に響く

鈴木「これは、うどんのもちもちした食感がたまらないね！」

関口「すっごいコシで、箸が止まらないよ！」

立川「ウフフ」

お店のオリジナルのお出汁とうどんが絡んで食欲をそそる。

あっという間に完食‼

「ごちそうさまでした！」

鈴木「また、お邪魔したいね。つぎは大盛り頼もうかな」

立川「私も大盛りにしちゃおうかしら」

関口「僕もそうしようかな！笑」

—―――隊長――――

ふむふむ、讃岐うどんirico。お店のかわいらしい外観と、モダンな雰囲気の店内のギャップが、これまた魅力的じゃのお。

そのお店の中で展開される鈴木、関口、立川隊員のスピード感のある掛け合いも、これまた見ごたえがあった!

いやー、隊員たちが注文したうどん、どれもおいしそうじゃのお。

それにしても、隊員たちはそれぞれ黙々と食べておるな…

さっきまであんなに和気あいあいと話しておったのにのお…まるで別人じゃな、ホーッホッホッホッホ！

さて、次の探検はどの隊員に依頼をしようかのお…

よし！では永井、松岡、須永隊員に依頼状を送るとするかのお。

女子3人組、頼んだぞ、ホーッホッホッホッホ!!