隊長から依頼を受け取り、私たちは「カフェ食堂　エニシ」へ探検開始。

メンバーは天野、高市の２人。

国分寺駅北口から徒歩3分ほど歩いたところにある。

地下一階の店であるが、地上に店舗の案内板があったためとてもスムーズに見つけられた。

「あったよ。ここだね。」

店の中に入ると、店員さんが「いらっしゃいませ」と笑顔で対応してくれた。
「あぁ、我が家に帰ってきたみたいだ。」
そんな雰囲気を感じさせるほど店内は落ち着いていて、とてもくつろげる空間だった。

店内入って正面には巨大な黒板が。
そこには、本日の定食の内容が丁寧に書かれていた。
「うーん。どれもおいしそうだなぁ。すみません。おすすめはなんですか？」
「ただいまのおすすめは、期間限定のハワイ料理ロコモコと日替わり定食になります。」
「ではおすすめと、魚の日替わり定食お願いします。」
おすすめ料理を頼み、出てきた料理に思わず唾をのんだ。

「すごくおいしそう！いただきまーす」

ロコモコは、ハンバーグとソースの相性もさることながら、
ご飯との相性も抜群で食欲をそそられた。
上に乗っている目玉焼きの黄身を割ることで味わいがまろやかになった。

魚定食は、「アジの唐揚げしば漬け入り和風タルタルソース」という、
今までに見たことがないような
鮮やかなピンク色のタルタルソースが目を引く彩り豊かな定食だった。

「うわっ！すごい。いただきます。」

見た目の華やかさとは裏腹に、
しば漬けが入ったことで少し塩味の効いたタルタルソースが、
淡白な味のアジ唐揚げとよくマッチしていて、どこか昔ながらのやさしい味が感じられた。

「お腹いっぱい。おいしかったね。」

美味しいご飯で私たちは元気を回復した。

「ごちそうさまでした。」

一人暮らしをはじめて、お母さんの味が恋しくなったあなた。
やさしい味の定食屋「enishi」へ、足を運んでみませんか？

—-隊長—-

ふむふむ。カフェ食堂enishi。店内は家のような温かみがある空間なんじゃな。
地下の店舗というのは、どこか秘密基地のような特別な場所に感じるお店じゃのお。

ほぉ、このお店は毎日日替わりの定食が味わえるんじゃな。
これなら、飽きることなく毎日のように定食を楽しむことができるのお。

天野、高市隊員も、美味しいごはんを食べて元気モリモリになったようで何よりじゃ、
ホーホッホッホッホッ!!

いったい、国分寺には魅力あるお店がどれほどあるのかのお。

よし、さっそく次の探検者たちに依頼状を書いて新たな魅力の発見じゃ。
では、次の探検は松岡、荻野隊員に任せるとするかのお。

どんな報告があるか楽しみじゃ、ホーホッホッホッホッ!!