宇宙へつながる第一歩
『1955年(昭和30年)4月12日この地において
東京大学生産技術研究所の糸川英夫教授を中心とした
若い研究者によって日本の宇宙活動の嚆矢を告げる
ペンシルロケットの水平発射が行われた。
その50周年を記念してここに記念碑を建立する。
この碑の地下には2005年に子供たちが夢見た
「50年後の宇宙ロケット」のデザインや
当時の人々から「50年後の人々へのメッセージ」が
タイムカプセルに収められ、埋められている。
ペンシルロケット発射から100周年にあたる
2055年4月吉日に宇宙航空研究開発機構、
早稲田実業学校、国分寺の有志、立会いのもとで
このタイムカプセルを掘り起して来し方の100年を偲び、
さらにつづく50年へ決意を新たにすることを、ここに提言する』
2006年4月1日 「日本の宇宙開発祥の地」顕彰会
ペンシルロケットは将来のロケット旅客機開発の
実現を睨んだロケット推進の研究を目的として
開発されました。
2055年にはどんなロケットが
開発されているでしょうね。
そして、タイムカプセルに入っている
1955年当時のかたがたの考えと
2055年になるときの私達の考え、
何が同じで何が違っているでしょう。
きっとそこには驚きが沢山生まれるでしょうね。