国分寺、電車開通の起源
こちらの写真は散歩中に見つけた
電車開通道路記念碑を撮ったものです。
この記念碑はその名の通り、
電車が国分寺を通ることになったのを記念として、
大正11年11月21日に建てられた碑です。
電車開通までの経緯としましては、
明治22年(1889年)に、新宿・立川間で開通した
甲武鉄道(現在の中央線)が政府に買収され、
その後電化(電車化)が進み
大正11年11月20日に国分寺電化が完了したそうです。
甲武鉄道は、1870(明治3年)に開業した
玉川上水の船運代行として堤防沿いに新宿-羽村迄の
馬車鉄道(甲武馬車鉄道)を敷設したことが
はじまりだそうです。
こうして考えてみると、
普段利用している中央線の歴史の長さを
感じるとともに、
それを実感させてくれる
大正11年に作られた記念碑が
ちゃんと現代まで大切に残されているところに
さすが歴史の町国分寺だなと感じました。
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◆ 国分寺市本多2-3
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