道を歩いていると詩(うた)を見つけました。
この歌に詠まれている植物は、
岩躑躅(いわつつじ)を指します。
岩と岩に咲いているヤマツツジの仲間。
作者は旅の途中、
岩間に咲いているツツジを見つけ、
戻るまで散るなと願った詩です。
実は、もう一つ意味があり、
他人のものになるな、待っていてくれ
という願いも含まれています。
しみじみ…。
岩躑躅の花ことばは「節制」。
度を越さないこと。
程良くすること。
秩序のあるものとすることといった意味があります。
まだ、咲いていません。
四月が見頃のよう。
咲いたころに、またこの花を、見たい。