岩躑躅
photo by Nipponia Nippon

道を歩いていると詩(うた)を見つけました。
この歌に詠まれている植物は、
 岩躑躅(いわつつじ)を指します。

岩と岩に咲いているヤマツツジの仲間。

作者は旅の途中、
岩間に咲いているツツジを見つけ、
戻るまで散るなと願った詩です。

実は、もう一つ意味があり、
他人のものになるな、待っていてくれ
という願いも含まれています。

しみじみ…。

岩躑躅の花ことばは「節制」。
度を越さないこと。
程良くすること。
秩序のあるものとすることといった意味があります。

まだ、咲いていません。

四月が見頃のよう。

咲いたころに、またこの花を、見たい。