線路を跨いで街をつなぐ

野川の通り道となっているなどの理由で、
人々の生活を支えている橋が多い国分寺。

この花沢橋も人々の生活を支えてきた橋の１つで、
他の多くの橋とは異なり、川ではなく線路をまたいで
かかっている橋です。

花沢橋は国分寺駅の南口が昭和３１年に出来るまで、
国分寺駅の南北をつなぐ数少ない手段の１つとして、
住民の生活に貢献してきた橋です。

当時、駅の南北を行き来するには
東に歩いて行ってガードの下をくぐるか
この花沢橋を渡るくらいしか方法がなかったそうです。

南口が出来て花沢橋を使わなくても駅の南北の移動が
自由に出来るようになりましたが、

花沢橋がつないできた人々の絆は
今なお息づいていることでしょう。

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◆東京都国分寺市本町２丁目

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