国分寺には、今では数が減ってきてしまっている銭湯が未だに残っています。…
そのひとつがこちらの「桃の湯」。
桃の湯は、昔ながらの銭湯の雰囲気が残り、
また近所のおじいちゃん、おばあちゃんのコミュニティの場でもあります。
そして、銭湯のシンボルと言っても過言ではないのが煙突。
桃の湯のお湯は井戸水を薪で沸かしているため、煙を排出する役割を担っています。
しかし、煙突の役割はそれだけではありません。
高く伸びた煙突は、地域のシンボルとしての役割も担っているといえます。
国分寺駅から我が家に帰るとき、空を見上げてみてください。
桃の湯の煙突が地域の目印のように、国分寺の町を見下ろして、
あなたの帰りを待ってくれていることでしょう。