今なお残る、国分寺の歴史の跡
photo by Nipponia Nippon

こちらの写真は、以前にも国分寺物語のHPの「おさんぽスポット」で紹介させていただいた「武蔵国分尼寺跡 尼坊跡」です。

同じく武蔵国分尼寺跡にある「金堂跡」や、「幢竿跡」とともに、国指定史跡武蔵国分寺跡として一括して指定されている、歴史的に貴重な史跡です。

尼坊跡は、本瓦葺、切妻造の東西棟石建物であった尼僧の住まいの跡であり、修行中の尼僧や召使などが従事して、共同生活を行なっていたとされています。

今、私たちが生活を送っている国分寺という場所で、何千年も前から生活が営まれていたと考えると、何だか不思議な気持ちになりますね。

武蔵国分寺跡は、市立歴史公園として指定されているため、出入りが自由です。ぜひ、公園として利用するだけでなく、国分寺の歴史を感じる場所として利用してみてはいかがでしょうか。