60年の節目
photo by Nipponia Nippon

2015年の4月12日、
糸川英夫教授らの研究チームにより
ペンシルロケットの水平発射実験が行われ
60年が経ちました。
そこで60周年を記念して
早稲田実業学校で講演会が開催されました。

この講演では、実際にペンシルロケット開発に
携わった方々の当時のお話や想いや
糸川教授のことなど、
貴重なお話を聞くことができました。

さらにペンシルロケット発射時刻の午後3時5分には
記念セレモニーが行われ、
子どもから高齢者まで様々な年代の人たちが
カウントダウンし一つになりました。

現在の日本のロケットは独自の技術で進化し、
小惑星探査機「はやぶさ」を打ち上げたM-Vロケット、
イプシロンロケットの開発が行われてきました。
その宇宙開発の原点が「国分寺」にあります。

普段何気なく住んでいるこの地「国分寺」ですが、
ここが宇宙開発の原点になっているということは、
非常に誇らしいことですね。

糸川教授はこのような言葉を残しています。
「逆境こそが人間を飛躍させる」
この言葉はすべてにおいて
大切なことではないでしょうか。

このような偉大な先人たちの想いを
未来へとつなげていけたらいいですね。