歴史を巡る散歩道
photo by Nipponia Nippon

 

 

今回は歴史と文化の散歩道

についてご紹介します。

 

 

JR西国分寺駅北東付近は、

中世に旧鎌倉街道沿いの宿場

であったと言われています。

恋ヶ窪には鎌倉御家人の中心人物

として波瀾の生涯を送った

秩父の武将畠山重忠と

この宿場町の遊女の悲恋にまつわる

一葉松の伝承があります。

 

 

京都聖護院門跡の道興准后が

この地に立ち寄った際に、

この悲恋を「廻国雑記」の中で

次のような和歌に残した

と言われています。

 

 

「朽はてぬ 名のみ残れる 恋がくほ

 今はた問ふも 契ならすや」

 

 

皆さんも国分寺の歴史についての

散歩をしてみませんか?