今回ご紹介するのは、
大きな樹木が数多く立ち並ぶ
「平兵衛樹林地」です。
この樹林地は、
昔の人が「ハケ」と呼んでいた
緑豊かな国分寺崖線上にあり、
ハケの一部であるそうです。
またこの樹林地付近は、
江戸時代末期から
平兵衛さんという農家によって
玉川上水分水を利用して開拓されました。
そして、この周囲がかつて「平兵衛新田」と
呼ばれていたことにちなんで、
現在の平兵衛樹林地という名称に
なったとのことです。
そして残り少なくなった崖線上の樹林を
守りたいという思いから、
今では東京都の
保存樹林地等公有化資金貸付制度により
市民の樹林地となっています。
心地良い野鳥の声が響き渡り、
落ち着いた雰囲気が
心を安らげてくれるこのスポット。
一見見つけにくい場所ではありますが、
ぜひ行かれてみてはいかがでしょうか。