一般社団法人 ニッポニア・ニッポン - Nipponia Nippon

リオン株式会社

基本情報

医療機器と環境機器の製造・販売をしている会社、それがリオン株式会社。実は国分寺駅から歩くこと数分の場所に、このリオン株式会社の研究所があることをご存知でしょうか。1948年に日本初の量産型補聴器を発売したことでも話題となり、医療用や産業用の計測器を開発し続ける日本を代表する企業となりました。様々な“日本初”の発明を成し遂げて来たリオン株式会社。ここ、国分寺から歴史が生まれたと思うと、とっても感慨深いですよね。

見どころ

様々な偉業を成し遂げた伝説の歴史

リオン株式会社が誕生したのが、1944年。当初は、株式会社小林理研製作所という社名での設立でした。日本で最初の音響機器用クリスタルエレメントとその応用製品の製造からスタートし、マイクロホンやピックアップを発売してきました。そして、難聴者の福祉をはかるための開発を始め、1948年に日本初の量産型補聴器を発売して話題となります。その2年後に補聴器が身体障害者福祉法品目に指定され、医療分野にも大きな革命をもたらしたことが讃えられます。ちなみに、リオン株式会社という社名の由来は、理学の”リ”に、音響の”オン”を掛け合わせた造語です。他に無いオリジナリティあるネーミングとして愛され、常に国内最大シェアの維持と、海外への福祉の輪を広げ続けているのです。

医療分野を中心に大貢献

リオン株式会社の貢献度は、国内医療分野をはじめ、多大なるものとなっています。オージオメータを代表に、耳鼻科関連や医用検査機器群、環境保全や産業分野で使用される騒音計や振動計といった音響・振動計測器群でもリオン株式会社の製品が活躍。また、震災を最小限に抑えるための防災用・制御用地震計は近年非常に注目されており、リオン株式会社の製品は国内外から高い評価を得続けています。2012年には東日本営業所を開設、さらに上海理音商貿有限公司を中国に設立するなど、事業も伸び続けています。国分寺から世界へ大きな貢献を続けた、リオン株式会社。その研究所を間近に見てみるのも、感慨深いものではないでしょうか。

場所

所在地 東京都国分寺市東元町3-20-41
ニッポニアニッポン公式サイト

ページ上部へ