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本多八幡神社

基本情報

国分寺という場所は本当に神社が多く、その全てが地域の方々に愛され、そして守られ続けています。今回は国分寺の本多にある本多八幡神社を紹介します。本多八幡神社は、当時本多新田が開発されたことで、鎮守としての扱いで創建されたと言われています。淡いグリーンの屋根や朱色に塗られた雅な雰囲気を醸す本殿を中心に、大きくそびえ立つ樹々や鳥居、整備された境内など多くの人々に見守られ続けられてきたことが分かります。また、この本多八幡神社の最大の魅力といえば、本多八幡神社祭礼ではないでしょうか。毎年9月の第2土曜、日曜に開催されるお祭りで、盆踊りや神輿など華やか且つ盛大に執り行なわれています。国分寺を愛する人々が守り続ける伝統あるこの場所を訪れ、そのパワーを是非いただきたいですね。

見どころ

本多八幡神社の由緒

本多八幡神社が創建されたのが、1734年と言われています。当時、本田新田が開発された年に石清水八幡宮を勧請し、新田の鎮守として創建されています。北多摩神社誌によると、祭祀は別当職祥応寺に司祭されていましたが、明治維新神仏分離令によって、宮司の祖星野神職の家に継がれとされています。明治十八年の不慮の出火によって、社殿が焼失してしまっていますが、昭和五十年二月氏子崇敬者などにより、コンクリートと八幡尽造りにて竣工しました。現在の本多八幡神社は、祥応寺の西隣に位置しています。実は、同神社は1736年の勧請とされており、国分寺村の八幡神社が模されたものとも言われています。

本多八幡神社祭礼

本多八幡神社の最大の魅力といえば、本多八幡神社祭礼です。本多八幡様を祀るお祭りであり、毎年9月の第2土曜、日曜に開催されています。当日は地域住民の方はもちろん、多方面から大勢の人々で賑わい、境内はとても華やかな雰囲気に包まれます。神輿のパレードをはじめ、参加者全員で行う御本社神輿の宮出し、盆踊りなどが行われており、とても賑やかな2日間となるようです。地域の方々に愛される大切な場所として、守られている本多八幡神社。国分寺の持つ、人と街の魅力を凝縮したような場所となっているのです。

場所

所在地 〒185-0011
東京都国分寺市本多4丁目3−3 本多八幡神社
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