一般社団法人 ニッポニア・ニッポン - Nipponia Nippon

本村八幡神社

基本情報

森林に囲まれた凛とした風格に心が奪われる神社、本村八幡神社。国分寺薬師堂や八幡神社など、国分寺を代表する寺院が集う場所の一画で佇む由緒正しき場所です。ひんやりとした空気に緑や土の薫りが漂う神社らしい独特の空間も魅力。本殿奥には、忠魂碑脇に土師竪穴住居跡があり、昔の暮らしぶりを想像して楽しむこともできます。1720年の社殿建築資料があり、なかなか古い歴史を持つ神社です。5月の第3土・日曜日に行われる本村八幡神社祭礼には、多くの人々が集まります。歴史を大切に守り続ける国分寺の街を象徴する、そんな大切な場所なのです。

見どころ

本村八幡神社とその周辺

本村八幡神社は、1720年の社殿建築資料が見つかっている、とても由緒ある神社として知られています。本殿へ向かうまでの両脇は森林に覆われており、夏場でもひんやりと凛とした空間が演出されています。また、石段を上ったところには狛犬がおり、しっかりと神社を守っています。本村八幡神社は、瀬織津毘売神、速開都毘売神、気吹戸主神、速佐須良毘売神、火産霊神、遠山毘売神を祀っています。

土師竪穴住居跡は見ておくべき

本村八幡神社の周辺は国分寺薬師堂などもあり、古い国分寺を知るには良い環境とされています。しかし、この場所に訪れたのであれば必ず見ておいてほしい場所があります。それが、土師竪穴住居跡です。本殿奥の広場の西側のあたりに苔が生えた一画があり、そこに大きめな石が並べられています。ここが、土師竪穴住居跡なのです。昭和31年に日本考古学協会仏教遺跡調査特別委員会によって、武蔵国分寺跡の発掘調査が始まりました。そして、この場所に竪穴住居跡が四棟発見されたのです。昔の人々の生活を、参拝ついでに想像するのも、ここならではの楽しみ方ではないでしょうか。

本村八幡神社祭礼

本村八幡神社といえば、本村八幡神社祭礼です。5月の第3土・日曜日に行われており、大大鼓、神輿、彫物の見事な山車をいなせな男たちが担ぎ、400軒以上を上回る大規模な氏子地域を練り歩きます。威勢の良いかけ声に華やかで賑やかな雰囲気。街の人々のパワーを思いっきりもらえる、特別な1日であることは間違いなさそうですね。

場所

所在地 東京都国分寺市西元町1-13-23
お問い合せ TEL. 042-323-9983(熊野神社)
ニッポニアニッポン公式サイト

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